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環境保全への取り組み

当社は公共交通機関として多くの方々の移動の助けとなるとともに、沿線地域の方々が暮らしやすい環境を保つことを社会的使命と捉え、バス車両や事業所などの各設備や企業活動のあり方を日々改善しています。限りある資源を有効に活用し、地域と調和した企業活動にこれからも積極的に取り組んでまいります。

環境負荷を抑えた車両

ハイブリッドバス

当社はエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドバスを41両(2022年1月時点)所有しています。停止状態からの発進時に最もエネルギーが必要となりますが、その発進を蓄電池に蓄えた電気によりモーターで行い、車体が動き始めたらエンジンを始動させ加速します。また減速時に充電する回生充電を行うことで、生み出したエネルギーを無駄にせず効率的なエネルギー消費を実施し、燃料消費を抑えて環境負荷の低減に貢献しています。

ハイブリッドバス

EV(電気)バス

羽村市コミュニティバス「はむらん」において、2012年より日野自動車製EV(電気)バス車両を1両使用しています。電気バスは化石燃料を使用せず蓄電池に蓄えた電気を用いてモーターを駆動させ運行するため、二酸化炭素や粒子状物質を含む排ガスが一切発生せず(ゼロエミッション)、騒音も大幅に抑えられた、極めてクリーンなバス車両です。
※車両点検、代替等でEVバスを使用しない日があります。

EV(電気)バス

アイドリングストップ装置付きバス

信号停車時などにエンジンを停止する「アイドリングストップ」を実施することで燃料消費を抑え、排ガスの排出をストップします。当社で使用するバスのほぼ全社にアイドリングストップ装置が装着されています。 ※夏季・冬季など冷暖房の稼働が必要な環境下など、実施しない場合があります

排気ガス浄化装置の標準装着

当社で使用するバスは、ディーゼルエンジンより排出される窒素酸化物(NOx)や粒子状物質を浄化する装置が装着されています。大気汚染を防止し、環境保全と健康被害抑制に貢献します。

ヘッドライト、車内照明等のLED化

バスのヘッドライト、車内外照明、運賃表示モニター等機器を対象に、消費電力の少ないLED化を進めています。LEDを使用することでバッテリー負荷を低減させ、走行中のバッテリー充電のための発電に使用する燃料消費量を少なくしています。

ヘッドライト、車内照明等のLED化

省エネ運転の推進

エンジンの回転数を必要以上に上げないことで燃料消費を抑え、排ガス等の排出を少なくするよう全社で取り組んでいます。
全車両の燃費を毎月計算し、比較することで運転方法の改善や燃費向上を常に目指しています。

環境負荷を抑えた事業所

LED照明への切り替え

本社ビル(NTB八王子ビル)では、賃貸部を含めた全フロアにおいてLED照明を使用し、消費電力の低減に貢献しています。また各営業所の車庫構内灯も従来の水銀灯からLED照明への切り替えを順次進めています。

LED照明への切り替え

廃棄物の適正処理

本社、各営業所から排出される事業系廃棄物について分別を実施し、適正に処理がなされたことをマニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行をもって確認し、不法投棄など不適切な処理が起きないよう管理しています。

さらなる低炭素化へ新たな取り組み

「客貨混載」の運行を開始

東京都西部の檜原村に乗り入れる当社バス路線において、ヤマト運輸株式会社の宅急便を輸送する「客貨混載」を2020年12月から実施しています。これによりヤマト運輸の配送車が走行する距離を抑えられ、排出される温室効果ガスの低減に繋げています。なお、バス事業者では関東で初めて、国土交通省から物流総合効率化法に基づく「総合効率化計画認定」を2020年11月10日に受けています。
(客貨混載についてはこちらをご参照ください)

「客貨混載」の運行を開始

「通勤ライナー」運行開始

これまで八王子市内~都内間を回送で運行していたバス車両を活用し、お客様へ新たな通勤手段としてご活用いただける「通勤ライナー」を2021年6月に新設しました。通勤にマイカーなどを利用していた方が「通勤ライナー」を利用することで、マイカーの燃料消費をなくすことが可能です。
(通勤ライナーについてはこちらをご参照ください)

「通勤ライナー」運行開始

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